フラダンスは有酸素運動?その効果とは?

フラダンスは有酸素運動なのか?

そしてそれによりどんな効果が期待されるのか?

今回はフラダンスと有酸素運動について紹介したいと思います。

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有酸素運動とは?

まずは、有酸素運動について軽く説明したいと思います。

有酸素運動とは、十分な呼吸を確保しながらできる運動のことで、継続的に組織や細胞に酸素を供給することにより脂肪燃焼効果を上げる全身運動です。

中軽度の運動を20分程度続けて行うことにより、脂肪が燃焼し始めます。一般的に、有酸素運動は、負荷が軽く、動きが早急ではなく、持続性のある運動を指し、酸素を多く取り入れ、その取り入れた酸素で体内の脂肪を燃焼させるものを言います。

有酸素運動の効果

脳への刺激

心臓・呼吸筋などの心肺機能の改善

骨粗鬆症の予防など骨の強化改善

新陳代謝の促進、基礎代謝量の向上

血中コレステロール・中性脂肪などの体脂肪の燃焼

高血圧・冠動脈疾患の緩和など血管の柔軟性の改善

ストレスの緩和・発散    などがあげられます。

有酸素運動は、20分以上継続して行うことでより高い効果が期待できます。

これは、代謝によって脂肪が分解され、燃えやすくなるからです。

運動を開始して20分ほど経過したあたりから脂肪が活発に使われるようになります。長く続けるのが難しい場合は、5分~10分を数回にわたって行うなど、単発の時間を積み重ねる方法でも効果があり、20分以上継続するのと同等の効果が見込めるとも言われています。

さらに、有酸素運動の前に筋トレをすることで、筋肉量が増えて代謝が上がり、より脂肪が燃焼しやすくなります。

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フラの有酸素運動

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フラは十分な呼吸が維持できる運動です。

フラの基本姿勢は、常に膝を曲げた状態、中腰のような姿勢です。空気椅子をするような感じで太ももの筋肉をしっかりと使います。フラのレッスンではその姿勢で、ベーシックの基礎練習をしたり、曲に合わせて踊ったりするため、筋力も体力も付きます。

基礎練習では、手の位置を維持したまま、基本のステップを確認しながら、拍に合わせてきれいに動くことができるように練習します。筋肉を使い、きつく、しんどくなってしまうこともありますが、十分に呼吸を取りながら、止まることなく継続して連続して行います。途中に休憩をはさむこともありますが、最低でも20分~30分は行います。

そして、基礎練習などに続けて、踊りの振りを繰り返し確認したり、曲に合わせて踊る練習したりと、これらも20分以上の有酸素運動です。フラの曲には、テンポの速い曲もありますが、しっかりと呼吸をしながら体を動かします。汗がじわっと出るような中継度の運動になります。

フラの有酸素運動は、歳がいってからでも、気軽に始められ、そして徐々に慣れていくことができ、いくつになっても楽しい気分でできる、良い運動になります。

有酸素運動の効果の中でも、ストレスの緩和、発散などのリラックス効果が高く、仲間と一緒に楽しみながら続けられる運動だと言えます。また、斜めに動いたり、手と足で違う動きをしたり、前を向いたまま、視野を広げて横の仲間との距離を測ったり、振りを合わせたりと、普段使うことのない感覚や部位を使うため、脳の刺激という効果も高くなります。

一人ではなく、仲間と一緒に踊り、仲間と呼吸を合わせるため、自分の体力や疲労度合いでやめることができないため、持続して頑張ることができます。

そうすることで、心肺機能も高められます。そして、下半身の筋力やインナーマッスル、手の筋力などの筋肉も使うため、より脂肪を燃焼しやすくなります。踊る曲などでも変わってきますが、1時間の消費カロリーは、ウォーキング1時間での100キロカロリーよりも多い、150~300キロカロリーとも言われています。

ジョギングで1時間走り続けて500キロカロリーですので、楽しみながらのこれだけのカロリーを消費できるのは効率的に思えます。このような有酸素運動で得られる効果を、フラでも得ることができるため、フラも有酸素運動であると言えます。

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