フラダンスが骨盤のゆがみの矯正に効果がある。これは事実です。
ですが、その事実を訓練によって、自身のものとするのには、時間がかかります。ただし、伝統的なフラダンスをマスターするうえにおいては、それにもまして、健康増進の意味が多いことも事実です。フラダンスをあきらめないために、そして、健康的でうつくしい身体を手に入れるために、必要なのは努力と忍耐と訓練です。
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フラダンスでは骨盤のゆがみに解消に効果的?
フラダンスでは、骨盤のゆがみに対する解消効果として期待される側面があります。これは、正式なダンスではほぼすべてに言えることで、ダンスは人体の敏捷能力を高めると同時に、背筋や骨盤の矯正に非常に高い効果があります。
たとえば、ボールルームダンスにおいても、姿勢の力は証明されていますし、本格的にフラダンスを覚える段階では、ただの手足の運動だけではない深い人体のトレーニングの仕組みがあるのです。
フラダンスにおける骨盤の矯正には、まずフラダンスの姿勢の組み方から学ばなくてはなりません。フラダンスを踊っている人を確認すると、脚のクッションは利いていても、腰の固定された状態としては微動だにしていません。つまり、上半身や下半身が動いているとしても、骨盤の設定における固定化には、運動能力の基本とも呼べる、身体の動かし方があるのです。
なので、骨盤の矯正に一役買うということはあたっています。
その理由とは?
フラダンスが骨盤の矯正に影響力があるというのは、ダンスの多くに言える事ですが、背筋が骨盤から上方に向かって伸びているという事実を、運動能力に活かそうという働きの為に、ダンスが生まれたと言ってもいいのです。太古の昔から、人は体操以外に、伝統芸能において身体能力を守るための、古来の風習を守ってきた事柄があります。どのような伝統芸能においても、その身体能力を守るというはなしと、人体を丈夫に保ち、健康的に生きようとする人のこころの表れなのです。
骨盤を正常に保つことは、フラダンスにおいては、動くテクニックというよりも、フラダンスの動作の基本となっています。つまり、実際は健康になるためにダンスをしているのが正式な言い方となるでしょう。
背筋がピンと伸びているフラダンサーを確認すると、剣道をしている女子のように、きれいな様をしています。動作関連で、立ったままで動作を機敏にするには、たとえフラダンスがゆっくりに見えているとしても、相当のカロリー消費と、運動量のたまものであると言えます。日本古来の伝統舞踊においても、動作は緩慢に見えますが、実際は重労働なのです。
その重労働のダンスを支えるために、骨盤からのトレーニングから入るのは常識です。
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どれくらいやればいい?
フラダンスによって、骨盤のゆがみから脱するには、常日頃の生活にもフラダンスで覚えた技術を駆使して生きる必要があります。
いつもの生活に姿勢をかがめないやり方や、骨盤の状態を意識して歩いたり、走ったり、キッチンに立ったりするのには、意識的な強制力が必要です。つまり、意識的に自分に強要する姿勢と、そのうえで骨盤の曲がったやり方が交錯しますので、意識で姿勢の矯正にはいります。
実は、日本の各武道に精通している人の方が、ダンスはうまいという事実がありますので、一般人であれば、その間違った骨盤のゆがみには、相当な訓練の時間を要します。ただし、その骨盤の矯正が終われば、フラダンスの所作は軽いものとなります。
人は、生まれ持って、幼少のころから誤った背筋をしていますので、その作用の矯正に関しては、長い年月を持っての訓練が必要です。
わたくし個人のことを言うと、武道に使えるような背筋を手に入れたのは、意識し始めてから10年はかかっています。この骨盤と背筋のトレーニングは、長い年月と意識的な是正を必要とします。
まとめ
骨盤の矯正と、背筋に関しては、さまざまな医療的な側面もありますが、医療に頼らない仕組みとしては日本の武道も優秀の域です。これは、日本の古来の言葉で丹田というものがあり、ちょうど骨盤中央付近に潜むグラビティのポイントがあると言われています。フラダンスの骨盤の定位置を見ていると、確かに、日本古来の言葉である、丹田の潜む秘密が見え隠れします。
フラダンスにあこがれて、それでもマスターできなくてという初心者は多いのではないかと思います。ただし、骨盤の訓練を通り越せば、コルセットに頼らない生活が手に入りますし、医者しらずの生活に入ることができます。
骨盤というのは、非常に重要な骨で、女性が妊娠出産をするうえでも、キーとなる重要な箇所になります。骨盤のゆがみが強制されることでの、医者しらずの言葉は、たしかに内臓疾患のレベルにまで影響があり、姿勢よく暮らしていくその努力と、平常において、それを実践できる人は、やはり意志力と努力の結果になります。
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