ハワイのアロハシャツは、戦前ハワイへ移住した日本人が持ち込んだ着物を元に作られたと言われています。
このようにハワイと日本との文化関係は深く、その中でもフラダンスは日本でも手軽に始められる踊りとして大人気です。
ゆったりとしたリズムに合わせ腰や腕などを動かし踊るフラダンスは、今や都会ばかりでなく、地方でも多くのフラダンス教室が存在し、激しい動きや早いテンポの曲が少ない為、日本でも若者から高齢者まで幅広い層に普及し、長く続けることができる踊りとして定着しています。
今回はそんなフラダンスを踊る際に欠かすことができないフラダンス曲の有名曲ベストテンをご紹介したいと思います。
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フラダンスの有名な曲ベスト10
第1位・カイマナヒラ(Kaimana hila)
近代ハワイ音楽の基礎を築いたとされるチャールズ・キング(Charles E. King)が作曲した曲。
日本のフラダンスでは練習曲や発表曲として最も人気の曲で、フラをやったことがない人でも一度は耳にしたことがあるはず。
ちなみに「カイマナヒラ」とは、観光地として有名なオワフ島のダイアモンド・ヘッドのこと。
第2位・アロハ・オエ(Aloha oe)
ハワイ王国の女王リリウオカラニにより作られた歌で、ハワイやハワイ文化を代表する曲として世界中で広く知られています。
原題は、「Aloha Oe」で、 ハワイアンソングでこれ以上有名な曲はないと言える定番曲です。
フラダンスやウクレレの定番曲でもあり、アロハはハワイ語で「こんにちわ」、オエは「あなたに」という意味です。
第3位・プアマナ(Puamana)
Puaは、お花。Manaは、超自然的な力、魂、スピリチュアルというような意味があります。
この曲はマウイ島ラハイナの屋敷について歌った曲で、その屋敷の名がプアマナと呼ばれています。
あるハワイで暮らす一家がこの家で幸せな時間を過ごし、その素晴らしき瞬間を歌った同じくハワイアンソングの定番です。
第4位・ラブリーフラハンズ(Lovely Hula Hands)
英語のタイトルで、直訳すると「素敵なフラの手の動き」となり、美しいフラダンサーの手の動きをそのまま曲で表現した歌です。フラへの愛情や敬意を感じる曲で、日本人にも親しみ深いフラダンスの人気曲です。
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第5位・「涙そうそう」のカバー曲「Ka Nohona Pili Kai」
フラダンス界では知らない人はいない有名なハワイのミュージシャン、ケアリイ・レイシェルが、日本で聞いた「涙そうそう」に感銘を受け作った曲です。
タイトルの意味は「海の家」で沖縄とハワイ、同じ海を愛する心と平和を愛する心が太平洋を超え混ざりあった特に日本で大人気のフラの名曲です。
第6位・海藻採りの歌「Ka Ulwehi O Ke Kai」
邦題は「海からのおくり物」、炎天下で海藻採りをしているハワイの昔ながらの風景について歌っている曲です。曲の中には海藻の種類の名前がたくさん出てきますが、歌詞を読み解くと曲の中ではこの海藻を異性(恋人)に例えて歌っているんだそうです。
第7位・フキラウソング(Hukilau Song)
フラダンスの入門ソングとして有名なのがこのフキラウソング。踊りやすく、覚えやすいため初心者が人前で最初に発表する曲として多く使われています。
フキラウとは地引網の意味で、漁のあとに皆で浜辺で魚を焼き、ワイワイ騒ぐ楽しい雰囲気をそのまま曲にしています。
第8位・ハワイアン・ウエディング・ソング(Hawaiian Wedding Song)
タイトル通りそのままですが、ハワイでとても有名な定番のウェディングソングです。
教会で新婦の登場を待つ新郎の心境を歌った歌で、運命の人を前に決意を固める男性の気持ちがとてもよく伝わる歌詞です。ハワイアンソングとしても一度は耳にしたことがあるはずです。
第9位・スイート・レイナニ
「ワイキキの結婚」という映画の主題歌にもなっている曲で、古くから親しまれているハワイの曲です。美しい花に恋人を例え求愛する曲で、ハワイの南国の空、海がとてもマッチしています。日本でも練習曲・発表曲として多くの場で使われています。
第10位・パリーシェル(Pearly Shells)
1960年代に広まったハワイアン・ポップスで、直訳は真珠貝の歌。ハワイのラジオ番組の有名MCであったウェブリー・エドワーズが、島に伝わる古い歌に英語の歌詞をつけたハワイでも人気のフラの曲です。
歌詞の内容に合わせて、貝を拾うポーズ、波のポーズ、お日様のポーズ、などフラダンス独自の振り付けもあるようで、楽しくポップな曲として親しまれています。
まとめ
以上、フラダンスの有名曲ベストテンでした。有名曲のみならず日本でも常にフラ練習用・発表用として多くの曲がカバーされたりしています。是非定期的にチェックしながら、踊っていて「楽しい」「気持ちいい」と感じる曲にどんどん挑戦していきましょう!
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