フラを人前で踊るときには、衣装、ヘア、レイなどの飾りとメイクがセットです。
きれいに見せるためにメイクをしますが、メイクをすることで気合を入れたり、気持ちを切り替えたりもできます。
今回は、フラダンスにおけるメイクのポイントを紹介します。
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フラダンスのメイクのポイント
フラのメイクもその他の舞台メイクと同様に、照明が当たることを意識したり、遠くの客席にまで表情が伝わりやすいように意識をしたりして整えていきます。ですから、濃い目がポイントです。
舞台上のライトは、踊っていると客席が見えないほど、まぶしく明るく強いことが多いので、メイクが濃いと思っていてもそれくらいで丁度よく、写真やビデオなどを見ても違和感がないくらいです。むしろ、そのくらいしないと目がはっきりと見えず表情がぼけてしまいます。表情を出すことを考えるのでメイクは目に重点が置かれます。
つけまつげ
つけまつげは、まつげの量が多い人は長めのもの、まつげの間にすき間がある人は、すき間のないような量の多いものをつけることが多いです。ギャルっぽくならないように目頭から眼尻まで均一の量のつけまつげが良いです。教室内で使うつけまつげの形やデザインが決まっているところもあります。
アイライナー
アイライナーは黒でしっかりと太めに入れ、アイシャドウは茶色ベースにしていくと明るく見えやすく、きつくなりすぎません。ですが、シャドウを濃い目に入れておく方が良いです。眉毛の下のハイライトは反射して光ってしまうのでない方が良いです。
そして、下まつげにもアイライナーを入れると目がくっきりと見えるようになります。まつげは、つけまつげも含めてカールしておくと目が大きく見えやすいです。
口紅
口紅は、年齢によって色を変えたり、ステージに出るメンバー全員で色をそろえたりもします。その方が、統一感が出て一体感を感じられるようです。色は赤の方が、舞台ではきれいにはっきりと見えます。
少し遠慮してピンクなどにしてしまうよりは、思い切って赤にした方が良いです。口紅と同じリップペンシルで輪郭を描き、リップライナーで塗ることではみ出しにくくなります。赤だとはみ出してしまうと、こすっても取りづらいので、ライナーで塗る方が効率的だと思います。グロスは踊りによって、カヒコなどでは使わない方が良い場合もありますが、塗るとそれだけきれいに見えます。
フラでは笑顔が大切なので、舞台の後鏡を見てみると前歯に口紅がついていることが良くあります。メイクの際に、口を開けて人差し指を歯に挟み、軽く口を閉じると指に口紅が付きます。それをふき取り数回繰り返しておくと、笑った時に歯につく分の口紅が指につき、歯につくことをおさえられます。
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ファンデーション
ファンデーションもリキッドタイプかクリームタイプの方が濃く肌につきやすく、照明が当たった時にきれいに見えます。
照明があたると、色が飛んでしまうので、普段使っているものよりも濃い目の色で、赤みがある色の方がきれいに見えます。舞台ではフラを一生懸命踊ったり、照明で暑かったりしてテカることも多いので、ファンデーションの上にテカリをおさえるプレスドパウダーやルースパウダーを乗せておくことで、汗や油のテカテカが解消されます。ファンデーションを塗る前や塗った後、パウダーを乗せる前に油をしっかりと取っておくことも大切です。
それでもテカリが気になる方はテカリをおさえるクリームなども各化粧品会社から出ていますので、それを使用するのも良いです。照明がきつい場合は、油性ファンデーションが一番です。
いわゆるドーランで、バレエなどの舞台メイクでは欠かせないファンデーションです。
チーク
チークも踊るメンバーで色をそろえたりしますが、色がついて見やすいオレンジやピンクが多いです。舞台メイクということで濃い目につけます。一度で濃くつきやすいものが使いやすいです。
何度も重ね塗りをする手間がない方が、他の部分のメイクやヘアメイクに時間をかけることができます。
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