フラの練習時は、パウをはき、Tシャツを着て踊ることが多いです。
女性も男性も子供も同様でが、男性はハーフパンツにＴシャツというところもあります。
Tシャツは、教室でそろえていたり、教室の名前が入ったものを作っていたり、それぞれ好きなものを着ていたりします。キャミソールやタンクトップ、寒い時は長そでのシャツで練習をしたりもしますので、Ｔシャツは自由に体調に合わせたり、動きやすいものを着たりしています。
フラダンスショーやフラの大会、フラダンスの催しに出掛けると、フラグッズやハワイアングッズなどのお店がたくさん来ていますので、気に入ったものを見て選んだり、買ったりすることができます。
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フラの練習着パウとは
パウは、ハワイ語でスカートという意味がありますが、日本ではパウスカートということが多く、通販サイトなどでもパウスカートとして売られています。パウは手作りもできますが、ギャザーがたくさん入っているので、生地がすごく長く、ゴムも何本も通すので、少し大変です。ゴムの本数で踊った時の揺れ方や見え方が変わったりもします。
パウはたくさんのギャザーが入っていて、フラのイメージである腰の揺れが見やすく分かりやすいという特徴があります。
ですから、ウエストではなく、腰でパウをはきます。
腰パンのように腰骨ギリギリまで下げてはくことで体重を移動したときに揺れる腰の動きが見やすくなります。レッスンではパウの揺れ方を見て、うまくステップが踏めているか、体重を移動できているかを確認したりもします。
パウはひざ下１０ｃｍぐらいの長さで合わせるなど、少し長めです。長さは教室で合わせたり、アイハーをしたときに下につかない程度で切って調節したりもします。ゴムも自分の腰の止まり具合を確認し絞ったり、余分なゴムを切ったりして調節します。
ゴムのくくり目を左側にしてはく教室が多いです。
パウのはき方
パウはスカートなので、足からはくイメージですが、頭からかぶってはきます。
フラダンスはもともとハワイの人々が神への畏敬の念を表す手段であり、神様へささげるお祈りでもあります。また、フラのレッスンの時は、フラの神様をお迎えして、「今からフラのレッスンを頑張ります。見ていてください。上達するようにお見守りください。」というようにお祈りをしてフラのレッスンを始めたりします。
ですから、その神様をお迎えするという意味でも、上からパウをはきます。レッスンの終わりには、「レッスンをさせていただきありがとうございました」とお祈りをして降りてきてもらった神様をおかえしします。
その際は神様が出ていくという意味で下からパウを脱いだり、または上からパウを脱いだりします。お祈りの仕方や衣装の着方などは、教室の伝統や教えなどにより変わってきます。神々を大切にするハワイにはたくさんの言い伝えや伝統があります。
フラの伝統を守っていくためにも、そのようなことを知り、理解していく必要があります。
また、パウは洗ってはいけないという教室もたくさんあります。それは、マナ（ハワイ語で神聖な力、魂など）やレッスンで習ったことが消えてしまうからという習わしからです。どうしても汚れたときは手洗いで優しく洗ったりもしますが、基本は洗いません。洗わなくても良いように「いつもきれいに使いなさい」という教えかもしれません。
パウの柄
パウの柄はハワイアンの柄でカラフルなものもたくさん売られています。
どれもかわいくて選ぶのが大変なくらいです。好きなものを選んで使用しますので、決まりはありませんが、教室によっては、全員でパウの色をそろえていたり、衣装の下にはいたりステージ衣装としても使ったりしますので決まりがあったりもします。
フラを習う場合は、その教室に聞いてから購入することをお勧めします。
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