フラダンスが上手になるには?
流れを意識する
丁寧に流れを意識してつなげていくように踊るときれいに見えます。
一つ一つがぶち切れにならないように流れを意識してつないでいくイメージがあると良いです。
足の動きが付くと、何とか足と手の動きを一緒にできたらOkというように過ぎて行ってしまいますが、足は足の流れ、手は手の流れがあり、それらを合わせた動きも重要ですが、それぞれの流れを意識することで、歌詞の意味が表現できます。
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曲や歌詞について理解する
フラを踊っていくにつれて、曲や歌詞について、ハワイの伝統や歴史について知っていくことが、フラ全体の上達にもかかわってきます。
曲の歌詞を知るためには、先生に教わるだけでなく、自分で辞書を引いてハワイ語を調べることも有効です。調べることで、意味が一つではないことや歌詞や前後の単語のつながりによって意味が変わってくることも分かり、どの意味を充てるのかを考えることで歌詞の流れや背景を考えるきっかけにもなります。それが、フラの踊りにもつながり、歌詞の意味を分かった、的をえた表現をすることができます。それが見ている人にも伝わることが、上手だということになります。
また、ハワイにはたくさんの植物があり、歌詞の中にも多く出てきます。
その花や木などの特徴を人に置き換えていたり、その物の神話の話があったり、ハワイの文化や歴史なども勉強する機会が出てきます。
その植物を写真で見たり、神話に関係する人物を調べてみたり、実際にハワイに行って肌で感じてみたりすることで、ハワイやフラに対するイメージが変わっていくと思います。百聞は一見にしかずと言います。
見ることで意識が大きくかわることもあり、それが踊りに影響し、上達のきっかけにもなっていきます。
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周りと合わせる
フラは、多くが一人ではなく、数人から大勢で踊ります。
ですから、自分だけで踊っているという意識ではなく、みんなと合わせる、周りを意識して踊ることが必要です。周りの人の手のあげる高さや、回る速さ、顔の向きや手の位置など、常に周りを意識して合わせる必要があります。
一人だけ違った動きに見えると、きれいに見えなくなってしまいます。周りのメンバーとしっかりと合わせることもきれいに踊るコツです。合わせるのは体だけでなく、踊る位置や人との前後の感覚、踊り終わったときに立っている位置なども合わせる必要があります。踊り終わった後にいる位置は、踊り方で変わってきます。足の出し方が不自然だったり、アイハーをしていないことでステップが大きくなっていたり、回るときに横に動いてしまっていたりと、自分の踊りを見直すきっかけになります。
曲や振付によって、踊った場所に戻ってこないこともありますが、その場合は舞台の見え方を考えたり、一緒に踊る人と歩幅を合わせたり、元に位置に戻るためにどうしたらよいかを考えたりする必要もあります。
客観的にみる
そのように、客席で見ていてどのように感じるかということも考えて練習することで、様々なことを意識する力がついていきます。上達とは、踊りだけでなく、様々なことを意識できるようになることです。
そして、人の踊りを見て、自分の踊りも見直すことも大切です。人ができていない部分に気付いたときに、自分はどうかと振り返って考えることもうまくなる秘訣です。苦手な部分やうまくいかない部分はみんな同じようなところです。
自分のことは分かりにくいことが多いので、そのように自分のことを振り返ることも大切です。また、逆も大切です。踊りのきれいな人や上手だと思う人の良いところを見本に真似をしてみることも上達につながります。自分と何が違うのか、どこが違って見えるのかを考えることが力になっていきます。
色々と上達には必要なことがありますが、なんといっても基礎練習が大切です。教室でみんなで練習するとつらい時も頑張れます。ですが、教室に行った時だけでなく、日々時間を見つけてはベーシックのステップを練習することも大切です。足を踏ん張る力は時間が空いてしまうとすぐに元に戻ってしまいます。様々な運動と一緒で、毎日コツコツと積み重ねることが上達への近道です。足や腰の安定が上半身の安定につながっていきます。姿勢や力の入り具合も足腰の安定がかかわってきます。
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